会長挨拶

よりよい人間関係や生活をつくり、自己のよさを生かす特別活動

石田 孝士(世田谷区立芦花小学校長)

会長 石田 孝士

 東京都小学校特別活動研究会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 特別活動は、「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」をキーワードに、よりよい学校生活を送るための活動を通して育てられる資質・能力を身に付ける領域です。昨今ではGRITをはじめとする非認知能力が注目され、特別活動はそれを育成する最たるものと思っております。

 昨年度は、みなさまのおかげで都小特活創立60周年の節目を祝うことができました。ありがとうございました。今年度は、次の10年の方向性を決める重要な1年です。この新たな第一歩の1年という意識を持ち続けたいと思っています。

 それとともに今年度は、現在の研究テーマの最終年度であり、検証の結果を出す時であるとともに、次の研究テーマでの研究の0年度でもあります。研究部を中心としてこの研究主題の最終年度としてのまとめをしっかりと行っていきたいと思っております。

 また、学級活動部・児童会活動部・クラブ活動部・学校行事部の各研究部においては研究を深めることを通して、東京都内小学校に特別活動の意義や指導の手だてなどを普及・啓発するとともに、一緒に学ぶ中で会員の仲間を増やしていくことが今後の都小特活にとって重要なことになってきます。多くのみなさまに本研究会にご参加いただき、研究を盛り上げていただければと考えております。そして、1年間の研究の成果を令和6年2月22日(木)に世田谷区立芦花小学校で行われる研究発表会で発表いたします。当日は、研究発表とともに文部科学省初等中等教育局 視学官 安部 恭子 先生をお迎えしてご講演をしていただく予定です。ふるってご参加ください。

 今後とも、都小特活の使命を自覚し特別活動の研究を深めてまいります。今年度もよろしくお願いいたします。

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