会長挨拶

よりよい人間関係や生活をつくり、自己のよさを生かす特別活動

秋山 美栄子(目黒区立下目黒小学校長)

会長 秋山 美栄子

 

 東京都小学校特別活動研究会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 特別活動は、「集団や社会の形成者としての見方・考え方」を働かせながら、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、生活上の課題を解決していく教育活動であり、現行学習指導要領が目指す「自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができる」ようになるための資質・能力を育むために、大変重要な領域です。しかし、身に付けるべき資質・能力や各活動の関係性が意識されないまま実践が行われていたり、学校全体での積み上げが十分でなかったりする状況も見られる等の課題も指摘されているところです。

 本研究会は、今年度創立60周年を迎えます。特別活動を学校教育における大変重要な領域と考え、愛し、その指導方法等について実践研究する先生方の集まりであり、研究した内容を多くの学校の先生方に共有していただき、東京都全体の特別活動の充実を図っていくことを使命と考えています。是非、多くの都内公立小学校の先生方に、本研究会の活動にご参加いただけると幸いです。

 昨年度は、コロナ禍の中ではありますが、2月25日(金)に、前会長校である大田区立入新井第五小学校において、オンライン配信との併用で研究発表大会を行いました。学級活動部・児童会活動部・クラブ活動部・学校行事部の4部が、共通の研究の視点である「みんなとともに生きていく力を育てる指導の工夫(人間関係形成)」「よりよい集団をつくろうとする力を育てる指導の工夫(社会参画)」「なりたい自分に向けてがんばる力を育てる指導の工夫(自己実現)」について、研究をした成果と課題を発表させていただきました。また、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 安部 恭子 先生には、「多様な人々と協働し、よりよく生きる力を育む特別活動〜今だからこそ求められる特別活動の豊かな実践〜」の演題でご講演いただきました。

 今年度は、上記の研究主題で取り組む3年目の研究となります。東京都の特別活動を推進するという自負をもち、年度末には、さらに一歩進んだ提案ができるよう、研究に取り組んでまいります。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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