
今年度の活動
部長 竹田 桃子(杉並区立和田小学校)
研究主題「自ら未来を切り拓く児童を育成する学校行事」
1 主題設定の理由
ここ数年、コロナ禍における学校行事の削減、友達とのかかわりに対する制限などにより、人間関係形成や社会参画の機会が減少した。また、困難に直面したときに、周囲 が過剰に手を差し伸べてしまったり、無理をしなくてもいいと助言したりする風潮がある。はたして、そのような児童に社会で希望をもって自ら未来を切り拓いていこうという力が育成されるだろうか。急激に変化する時代だからこそ、小学校生活において学校行事は欠かせないものだと考 える。
そこで、全体研究主題「自ら未来を切り拓く児童を育成する特別活動」を受け、学校行事部では「学校行事における『自ら未来を切り拓く』とは何か」を考え、目指す児童 像を以下のように設定した。
【目指す児童像】
・どんな場面でも助け合える児童(人間関係形成)
・自分事として捉え、みんなのために活動できる児童(社会参画)
・自分たちが「○○になりたい」と目標をもてる児童 (自己実現)
新たな研究主題一年目となった今年度は、「自ら未来を切り拓く」児童を育成するためには、どのような視点をもって手立てを講じることが効果的なのか、これまでの研究で取り組んできた行事をつなぎ、身に付けた力を日常生活や次の行事、さらには将来へと生かしていく過程を大切にしながら、「人間関係形成」、「社会参画」、「自己実現」を相互に関連付けて実践し、目指す児童像と学校行事で育成する資質・能力を明らかにしていきたい。
2 研究の視点
視点1「みんなと協力して活動する力を育てる指導の工夫」(人間関係形成)
視点2「よりよい集団をつくり上げる力を育てる指導の工夫」(社会参画)
視点3「なりたい自分に向けて行動する力を育てる指導の工夫」(自己実現)
3 研究構想図
作成中
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